Ningを使った図書館関連のソーシャルネットワーク--Library2.0とSocialCatalogers
どんなモノやコトについてでも自分で自由に簡単に無料でソーシャルネットワークを起ち上げることができるNing -- Create Your Own Social Network for Anything --というサービスがある。 seven degreesさんや一寸先を読むさんが早々とブログで紹介している。
参考記事:
・seven degrees: Ning再スタート
・一寸先を読む--使えるOnline Officeはこれだ--: 数分で自前のソーシャルネットワークサービスを立ち上げる「Ning」
・TechCrunch日本語版: Ning、フルバージョンアップ
最近、良くも悪くも話題になっている「不都合な真実」で地球温暖化防止を訴えている元アメリカ副大統領のAl Gore(アル ゴア)さんを2008年大統領選挙に再度担ぎだそうという "Draft Gore" というようなソーシャルネットワークなどができていた。
図書館の関連でも、このNingを使ったソーシャルネットワークを早々と起ち上げている人がいる。最近私が図書館関連で注目している人たちの中のこのお二人。
(1) (2)

(1) Wilfred Drewさん (Morrisville State College Library) の
Library 2.0 This network is for Library 2.0 Stuff
というソーシャルネットワーク
・Baby Boomer Librarian: Library 2.0 -- a Ning Social Network
(2) Tim Spaldingさん ( LibraryThing のCEO) の
Socialcataloger For people who make social cataloging applications
というソーシャルネットワーク
・Thingology Blog: SocialCatalogers: For people who make social cataloging applications
cf. Social cataloging applications
Tim Spaldingさんは、本のソーシャルネットワーキングサービスとして有名になってきたLibraryThing(LT)を起ち上げた人で、図書館関係のコンファレンスなどでもよく発言しているし、LibraryThingの"アイディア・ブログ"(とTimさん自身が呼んでいる)のThingology Blogでは毎回、刺激的な記事を書き続けている。
最近では、LibraryThingのタグとAmazonのタグを比較して、何故Amazonのそれが量的に少ないかを分析した記事:When tags work and when they don't: Amazon and LibraryThing が結構話題になった。この記事については三上のブログ: 本の電子化とタグ付け が詳しく解説している。
Timさんは、ある意味で一貫して、商売としてでなく(ご本人もどこかで金儲けはあまり考えていないというようなことを書いていた)、本を通して人が自由に知識、知恵(タグやレビューやレコメンドや書誌情報など)を出し、共有し、関心のあるもの同士がつながっていき、お互いが知的関心を広めあえるような世界を作ろうとしているようだ。だから、図書館に対してももっと知的に楽しいものにしなくてはという視点から積極的に発言している。
同じブログの Is your OPAC fun? (a manifesto of sorts) という記事のタイトルにも象徴されるように、OPACもfun(楽しく魅力的なもの)でなくてはと訴えている。
LibraryThingが従来の図書館のOPACと大きく違うのは、たんにタグやレビューやレコメンドやRSSが付いているからではないのだと。従来の図書館OPACは、ユーザーにとって、仕方がないから使わざるをえないもの(HAVE TO use)になってしまっているが、LibraryThingは、ユーザーにとって、使いたいもの(WANT to use)になっていることだと。
LibraryThingはまさにそうした「楽しい」fun OPACだからこそ、Amazonをはるかに10倍も凌ぐだけのタグをつけてもらえるのだということだろう。
ただ、彼が言うfunの意味は、Flashアニメーションを流すというようなことではないよとTimさんは注記しており、以前に私も紹介した Enjoy Creating Snowman in the Orange County Library. のようなことをやろうというのではないよ、ってなこともどこかに書いてあった。それ自体は悪くはないし、自分も好きだけどとも。
この "fun" という視点で従来の図書館のOPACや諸活動を見直すことは、たしかにある程度必要なことだとは思う。 ただ、公共図書館ではともかくも、大学図書館ではどう考えたものか・・・。















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