Librarian's Book Revoogle--Google Custom Search Engineを使った図書館員の試み
アメリカ、イリノイ州の公共図書館 Thomas Ford Memorial Library でレファレンスライブラリアンをしているRick Rocheさんという方の ricklibrarian というブログがある。
このブログの記事 "Librarian's Book Revoogle" なかで、Rickさん自身がGoogle Custom Search Engineを使って作ったこんな面白い図書館用検索エンジンを紹介している。
Librarian's Book Revoogle
図書館のサイトやブログなどに掲載された図書館員たちによる書評(Book Review)や文献紹介を検索するというもの。LibrarianによるBook Rev(iew g)oogleということで、Librarian's Book Revoogleというネーミングも面白いが、なによりも着眼点がいいと思った。
私も以前の記事 "Google Co-opのCustom Search Engineで自分専用の検索エンジンができる" で、
テーマをしっかりきめて、それにふさわしいサイトを厳選してURL登録していけば、かなり面白いテーマ別の専用検索エンジンを作ることができだろう。大学図書館などで、膨大なインターネットリソースに対して厳選した良質のテーマ別専用検索エンジンを作っていくことが可能になる。
しかも一人ではなく、専門家や関心のある者に呼びかけて共同で質の良い検索サイトを作り上げていくことができる。学問分野でも、趣味の分野でも。
と書いたが、まさにそんな取り組みがアメリカの公共図書館でされはじめていた。
ちなみに実際に検索してみる---時節柄、たとえば "Christmas Carol" で検索してみた。
ブログやサイトの中の記事として書かれた書評や文献紹介を検索しているだけなので、検索結果をクリックしても、ブログやサイトの先頭に飛ぶだけで、"Christmas Carol"というキーワードの箇所にダイレクトに飛んでくれるわけではない。どうしてもスクロールして探すような形になってしまう。 「キャッシュ」されたページを見るほうがキーワードも色づけされており探しやすい。 この点はCustom Search Engineの課題だろう。
Rickさん自身も指摘しているように、検索エンジンとして確かに機能するが、残念ながらみんなに公に使ってもらえるツールにはなっていない、あくまでもまだ自分用のものだと。図書館員がWebサイトや自分のブログに書評を掲載しているケースがまだまだ少なく、コンテンツはまだ貧弱だと。
でも、Rickさんは、書評を掲載しているサイトやブログが他にあれば紹介してほしいと呼びかけている。その結果、20ものコメントのやり取りが行われ、他の図書館員らからサイトやブログの紹介があり、徐々に豊富化している。コメントの中にはGoogle Custom Search Engineの開発にあたっているスタッフからのもあった。
Custom Search Engineの具体的な活用事例として、こんな具合に共同でボランタリーに試行しながら改善していくという取り組み方がなかなかいいと思う。















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