Google Book Searchでブラウジングをしてみる
Google Book Searchが改良され、本屋や図書館をブラウジングしている感覚に近くなったと前回記事で書いたが、その内容をもう少し詳しく見てみた。
たとえば、"GOOGLE HACKS"という本を調べて、この本の"About this book" を見てみる。
この画面からいろいろな関連情報に飛んでいくことができるので、機能的にはまさにブラウジングの感覚に近くなってきたといえよう。
関心のあるテーマでヒットした本が、この例のようにすべての関連項目が埋まっている場合は、なかなか面白い情報源になってくるだろう。
"Keywords and phrases" では、この本のなかの関連キーワード、フレーズが示されており、該当ページを見ることができる。
"Search in this book" で直接キーワード検索もできる。この例では "Gmail" について触れている箇所のページがずらっと出ている。 本屋や図書館でページをパラパラめくりながら、キーワードを拾って調べることが簡単にできる。
"Related books" では、関連する図書が紹介され、ここからまた "About this book"を覗くことにより、さらにイモヅル式にブラウジングできる。
"References from scholarly works" の項があれば、Google Scholarの論文記事情報やWeb情報にもリンクしていける。
そのGoogle Scholarの情報のなかからさらに "Related Articles"や"Citation"へと広がっていく。
"Sponsored Links" の情報も、結構面白い情報が多そうである。
"Buy this book" では本の購入ができる。 Froogleなどを使えば古本購入もできる。
"Borrow this book" の"Find libraries" では、(アメリカの場合は)最寄の図書館の所蔵情報・貸出状況までがわかるようになっている。 ここからはOCLCのWorldCatにリンクするので、その解説になる。 WorldCatのHelp参照
"Enter Location Information" に、(アメリカの場合なら)州名やポスタルコードを入力することで、この本を所蔵している最寄の図書館の一覧が見られ、いずれかの図書館をクリックすれば、その本の貸出し状況までわかる。
アメリカ以外では、カナダ、イギリス、オーストラリアなど、 アジアでは台湾、香港、シンガポールなどの図書館の一覧が見られる。
日本では早稲田大学図書館が見られる。(ただしGoogle Book Searchからでなく、WorldCatで直接検索した場合。Google Book Searchからはまだ日本語の検索ができないので。)
"Subjects" を見ると、この本に関連するLibrary of Congress Subject Headings(LCSH) アメリカ議会図書館件名標目がでており、ここからもさらに関連する図書資料に関心を広げることができる。
面白いのは、Details や Reviews のタグ。
この本に関するNotesやTable of Contents、Reader Reviewsを個人が書いて自由に投稿することができるようになっている。投稿するには個人のアカウントを登録する必要がある。
あまり実際の投稿はないようだが・・・。
Google Book Searchはまだ英語圏の図書資料が中心なので、日本で出版された本はまだ圧倒的に少ないが、日本の出版社との連携も進んでいるようなので徐々にコンテンツは増えていくだろう。
また、日本の大学図書館や公共図書館も、OCLCのWorldCatとの連携を深めるか、あるいは国立情報学研究所(NII)のWebcat Plus を日本におけるWorldCatとみなしてGoogle Book Searchとの連携を取るということが考えられるのではないかと思う。(そんな話が進んでいないかな・・?)















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